染み入る
去年から楽しみにしていた「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」
3月からの予定が コロナの影響で会期が変更 目下 開催中ですが・・・
関東在住ならまだしも 今この状況で地方から東京に行くのは大変リスキーなので 涙を呑んで諦める
せっかくベラスケスが来てるのに(涙)
と致し方ないことを言ってても仕方がないので 実現可能な楽しみに目を向けて
県内のコロナ発症者がここ数日出ていないことに励まされ
平日なら人も少ないかと 午後休みを取って近場の美術館に行くことに
その前に腹ごなし
ラテアートならぬビールアート! 初めて見ました 素晴らしい!
崩すのもったいないと思いつつ 速攻流し込む
壺漬けミックスランチ
充実の焼肉ランチでお腹が満たされ ビールが効いて
なんなら今すぐ家で横になりたい気分になるけど 今日のハイライトはこれから
入口でアルコール消毒 サーモグラフィーでの検温を経て会場へ
平日だからかそれほど人も多くなく ゆっくり観られました
とはいえ長居せず 小一時間ほどで帰ってきましたが
久々に絵画を観て「ああ染み入る・・・」って思いました
コロナ禍でちょっと殺伐とした毎日
芸術の分野などは 真っ先に“必要最低限の生活”から省かれてしまうものだけど
生活に張りと潤いを与えてくれる かけがえのない要素
ちなみに以前 リヒテンシュタイン公国にまつわるテレビ番組で アロイス公子が
「リヒテンシュタインは立憲君主制国家で侯爵が元首となっているけれど その地位にふさわしくないと判断されれば 執務停止や退位が憲法で決められており 国民は投票によって君主制を廃止させる権利を持っている」
と仰っていて 常にジャッジさせられる生活か・・・身分が高いと重責も大きくて大変ですね・・・と思ったものです
まさにノブレス・オブリージュ
身分の高い者はそれに応じて果たさねばならぬ社会的責任と義務がある
わたしゃ地位も名誉もありませんが せめて良心を忘れずに頑張ります