先日 中野京子氏の『「怖い絵」で人間を読む』を読んでいたら
「17世紀スペインでは 女性の胸は小さいほど美しいとされた」という一文があり
くっそ~
生まれてくる時代と場所
間違えたぜっ!!!
と 大変残念な思いに駆られました
ついでに子供の頃 平安時代の美人の条件は
「引き目鉤鼻 長い黒髪」と知って
まるで同じ心境になりましたっけ・・・
ちなみに前出の文章
私は変なところに食いつきましたが
ベラスケスの「フェリペ・プロスペロ王子」について
当時の窮屈な服装が もともと病弱だった王子の寿命を
さらに縮めることになったのでは?との解説の流れで出てきました
「子ども服といっても、その時代に流行している大人用の服を、単に小さく仕立てたにすぎなかったのです。
十七世紀スペインでの流行は、バストをきつくしめつける硬いコルセットでした。女性の胸は小さいほど美しいとされたからです。それが子どもにも強制されました。王子もしっかりコルセットを装着されています。」
生まれる時代と場所・・・
平安時代でちやほやされる機会を失っても
17世紀スペインで小胸を称賛されなくても
今の時代に生きてて良かった
ユチョンと同じ時間を共にできる有難み!!!
フードの偏りすら愛おしい