開けてはならぬパンドラの箱
プロメテウスが人間に火を与えた事にご立腹のゼウス。
泥を練って人類に災いをもたらす美しい女性=パンドラを作らせ、
彼女に“決して開けてはならない壺”を持たせて、プロメテウスの元に送り込む。
美しい女性イメージ エリザベスさん
プロメテウスが不在で、弟のエピメテウスが応対。
「ゼウスから何か届いても受取禁止!」と兄から言われていたのに、
美しいパンドラに骨抜きのエピメテウス、彼女を追い返すどころか結婚してしまう。
“決して開けてはならない壺”が気になって気になってしょうがないパンドラとエピ。
好奇心に勝てず壺を開けると、黒煙と共に疫病、戦争、貧困、憎悪、嫉妬、飢餓、
瀆神、虐殺、好色…様々な災いが飛び出し、慌てて箱を閉じたけれど、時すでに遅し。
世界に広まった災いのせいで、人間は苦しむ事になりました。
ただし、閉めた箱の底には「希望」が残りました…とさ。
まぁ…ね。
「決して開けるな」って 開けたくなるよね。
絶対押すなよ!は 「押せ」だもん。(ダチョウ倶楽部)
私も去年まで さんざん開けてしまいました。パンドラの箱。
その結果、
トラウマ。
それ自体何の罪もないのに。
という事で、散々学習したので、パンドラ的な雰囲気であおってくる記事、近づきません。
ちなみに最後に残った「希望」
前向きな意味と、悲観的(懲りもせず的な)な意味と、真逆の解釈があるようだけど、
どうせならプラスに考えれば良いんじゃない?と思います。
何度痛い目にあっても立ち上がって、
自分が信じる道に踏み出していく。
その勇気と、持ち合わせた力、尊敬します。
写真お借りしました