東京五輪 男子マラソン
このところの新型コロナの感染急増で
ワクチン接種もまだの身としては
連休中は外出を控えて
テレビでオリンピックを見る日々
8日に札幌で行われた男子マラソン
ケニアのキプチョゲ選手が
ぶっちぎりでゴールした後(2位と1分以上の差)
2番目を走るオランダのナゲーエ選手が
ゴール前 しきりに後方を振り返ってました
(後ろの人に抜かれたくなくて 距離を見てるのかな?
振り返らなければ もっとタイム縮めてゴールできるのに)
なーんて思ってたのですが
翌日の新聞を読んでびっくり
ナゲーエ選手が何度も振り返っていたのは
後ろを走るベルギーのアブディ選手を励ましていたとの事!!
8日に札幌市内で行われた東京五輪の男子マラソンで、銀メダルのアブディ・ナゲーエ(32)(オランダ)と、銅のバシル・アブディ(32)(ベルギー)は、世界選手権を含めても初めてのメダルだった。2人は、国が違っても一緒に練習をするチームメート。ゴール前では、先を行くナゲーエがアブディの方を何度も振り返り、右腕を振りながら、「頑張れ」と言い続けたという。
残り3キロになっても余裕があったという2位のナゲーエは、「最後の800メートル、もっと行きたい思いもあった。ただ、バシルが脚がつっていると分かっていたから彼を励ましていた」と明かした。
そのアブディは「最後の3キロはとてもきつかったが彼が声をかけてくれていた。練習から僕らは競い合い、お互いを鼓舞してきた。それがチームメートというもの。彼が2位で僕が3位で、とてもうれしい」。
余力もあって もっと早く走ることもできたけど
脚の痛みを抱えるチームメートを支えてのゴール
美談じゃん・・・
(後ろの人に抜かれたくなくて振り向いてるのかな?)
なんて思っていただけに 自分の腐れっぷりを恥じ
心の中でナゲーエさんに謝罪
闘争心剥き出しで
がむしゃらに世界の頂点を目指す姿も美しく
個人競技であっても 自分一人で戦っているわけではない
という人情派スタイルも美しい
オリンピックってドラマに満ちてますよね
テレビで見るだけの呑気な市民の意見ですけど