優しい気持ちの向かう先
その後 謝罪しましたが
某メンタリストさんの先週の
路上生活者や生活保護受給者に対する発言
「自分にとって必要がない命は僕にとって軽いので
ホームレスの命はどうでもいい」云々
人それぞれどういう事情があって
そういう状況に至ったのか
思いを寄せる思考のゆとり
ところ変われば
「あなたは邪魔で必要ない命です」と
誰かから思われる側かもしれないのに
自分の身に重ねる想像力のなさ
(まさに今 世界のあちこちで
アジア系だというだけで暴行を受けるような
深刻な問題が起きているのに)
平和な日本の中の
自分の常識が通用する ごく狭い社会で
順調に生きてきたお坊ちゃんなんだなと思いました
彼の場合
ホームレスの命はどうでもいい=無関心=放置で
実際に行動を起こしはしないとして
似たような優生思想から実際に起きたのが
2016年の相模原の障害者施設殺傷事件
「国の負担を減らすため、
意思疎通を取れない人間は安楽死させるべきだ」
必要な命 必要でない命 なんて
人間に決められる事ではないですし
たとえ意思疎通が取れなくても
ただ生きていてくれているだけで
その存在が
誰かにとってはこの上ない喜びで
励ましである
ということだってありますよね
某メンタリストさんは冷血漢ではなく
かなりの愛猫家とお見受けしましたので
猫への優しい気持ちが
今後 立場の違う人間へも向けられるといいなと
思っています
美輪さんだって若かりし頃
一時期ホームレスを経験されてますよね
人生山あり谷あり